デジタル教科書は紙を補助する活用法が有効だ

平成31年4月から学習者用デジタル教科書を制度化する法令が施行され、デジタル教科書を紙の教科書を主たる教材として使用しながら、必要に応じて学習者用デジタル教科書を併用することができることとなりました。

環境を整えなければならず、すぐには無理でしょうが、この3年間でかなり実用化できるまでにはなってきているのではないでしょうか?

そして、

デジタル教科書 紙を補助する活用法が有効だ

という、読売新聞の記事を見つけました。

「学校現場でデジタル端末を使う場合は、紙の教科書を基本とし、デジタルは補助的な活用にとどめるのが、最も効果的な利用法であると明確になったのではないか。」

というものです。

・全面移行に懸念を抱く学校が全体の9割

・「紙の教科書をメイン、デジタルを補助的にすべきだ」という回答が52%に上り、その逆は14%にとどまった

もっともなアンケート結果だと思います。

私の塾ではデジタルテキストはつかっていませんが、オンライン授業を行ったときに感じたのは、

講師も生徒も使い方の熟練が必要!

ということです。これはデジタル教材を使う先生、生徒も同じだと思います。使いこなせるようになるには、やはり数年は必要でしょう。本格的に導入されていない現在、不安を抱く先生も多いと思います。色々問題は出てくるでしょうが、

デジタルは使わず、全て紙で

という方向には絶対にいかないでしょうから、早くデジタルの良いところを見つけて、使いこなして、子どもたちの学習、生活等に役立ててほしいです。

今まででは考えられなかった、とてつもなく素晴らしい結果が出てくるかもしれません。

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