中学校の通知表の付け方が変更されています。

2021年度から中学校の通知表の付け方が変更されています。

新中学1年生にとっては、慌ただしく1年間を過ごしてしまうかもしれませんが、入学時に通知表の付け方を確認しておくのは大事です。もちろん通知表は高校入試にも大きく影響します。

大きく変わったのは、

4観点から3観点に変更

です。これ何かというと、通知表を見たことがある人は、各教科の数値の左脇に、AとかBとか記載されている項目を知っているかと思います。これを”観点”としています。すなわち、今まではこの観点が4項目だったのが”3項目に減った”ということです。

今までは、

1.知識・理解
2.技能
3.思考・判断・表現
4.関心・意欲・態度

だったものが、

1.知識・技能
2.思考・判断・表現
3.主体的に学習に取り組む態度

になりました。気になるのは、

主体的に学習に取り組む態度

です。多分、以前にもまして先生の主観が多くなる、ということだと思います。で、この主体的に学習に取り組む態度は具体的にどのように判断するかというと、

「ノートやレポートの記述内容 授業中の発言内容 行動観察 など」

だそうです。ということは、例えば、

提出の1ページ学習の内容もしっかり見るよ!

ということですね。空白が目立つ1ページ学習は要注意!

ただし、5は取りやすくなっているようです。

【千葉県】成績「5」の割合の推移(%)

        令和2年度 → 令和3年度

国語    17.2   → 20.5
数学    19.1   → 23.4
英語     21.1  → 24.7
理科    20.0   → 23.7
社会    21.0   → 26.0
音楽    18.5   → 20.1
美術    15.9   → 18.0
保健体育    16.1   → 18.4
技術・家庭    13.3   → 16.6

3年間意識しながら中学校での生活を送れば3年後必ず数値で現れます。

なんとなく学校で勉強!

はだめです。

目的を持って勉強!

しましょう。