「教員免許更新制」7月廃止、らしい。

 現在の「教員免許更新制」は、教員免許を更新するのに30時間以上の講習が必要であり、教員への負担などが課題となっています。

私は、南房総市の要請で、小学校、中学校に特別講習の塾講師として年に2回程度教えに行っていますが、学校に入ると先生たちの仕事量の多さに圧倒されます。

標語や生徒たちの習字、作文の掲示、創作物の展示、会議等々。

ある中学の先生が私に言った言葉が忘れられません。

「仕事が増えることがあっても、減ることはありません。」

 

でも、夏休み中は暇でしょう?

でも、給料は良いんでしょう?

まあそうかもしれません。でも、教員の質の低下、精神的な負担等の問題が本当であれば、休暇や給料では解決しないような気がします。

多分先生方は、生徒達のことを本当に考えて、掲示や展示、生徒指導をしているのだと思いますが、これが「やらされてる」と思い始めてしまうとちょっとずつおかしくなるんではないでしょうか?(あくまで私の推測ですが。)

もっとも、はじめから

なんでこんな事しないといけないの?

と思ってしまうような仕事もあるんでしょうが。

 現在の「教員免許更新制」廃止で、子どもたち、先生方、さらに保護者の方々にも今より良い環境が作れるようになってほしいです。

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