2020大学入試改革最新情報・令和の小学新教科書

 お付き合いのある教材会社「エデュケーショナルネットワーク」さんのセミナーに行ってきました。

2020大学入試改革最新情報 ★ 令和の小学新教科書

という2大テーマ

非常に内容の濃いセミナーでしたので、その内容をチョットだけ。

最初に、大学入試改革です。

 ご存じの方も多いと思いますが、名称が”センター試験”から”共通テスト”に変更され、内容もかなり変わる、とのアナウンスでした。が、入試改革の2本柱、すなわち英語民間外部試験、記述試験が無くなってしまいましたので、

「なんだ、結局前とあまり変わらない試験になっちゃうのか?」

と私も半分思っていましたが、

「違います!!全然違います!!!」

講演していた上野さんが熱く語っておられました。でも、話を聴いていると

なるほど!!そうなのか!!

でした。では、私が興味を持った事項を箇条書きで。

・なんと、共通テストの英語は、リスニング、リーディングの配点比が各大学によってちが~う。

例えば、リスニング:リーディング=1:1の大学は・・・・

 北海道大学一橋大学など。

リスニング:リーディング=1:4の大学は・・・・

 筑波大学、信州大など

こんなに違っちゃうんです。よって、英語の出来で出願大学の変更を余儀なくされる生徒もでてくるでしょうし、逆にこれをうまく使って1ランク上の大学を目指すこともできますね。

・国語のテストに図表を多用。

センター試験では国語の試験に図表は有りませんでしたが、共通テストには多用されます。文章からの情報だけでなく、図表からの情報も考慮して問題を解かなくてはいけなくなります。

 ん~、まだまだ書きたいことはあるんですが少し、長くなってしまいましたね。

続く

ということにします。(^_^;)

次は、小学教科書改定に関してにしましょう。

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正月特訓

毎年実施している正月特訓。この講習用のテキスト作りもやっと終わりました。

最初に比べると、かなり完成度の高い内容になってきました。

こう言っては何ですが、最初作ったときは酷かった(最初の受講生、すいません)

何がダメだったかというと、、問題数、難易度の設定を誤ってしましました。朝9時から夕方5時までの7時間(昼食1時間)、みっちりやるんですが、集中力を持続できるような構成になっていませんでした。そして、毎年修正を加えやっと納得できる内容になりました。

私の教室ではこの2日の正月特訓で、生徒たちに正月気分から抜けてもらい、入試の追い込みに突入!です。

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正月特訓、テキスト製作終了!!

世渡り上手

先日、嶺南小放課後スクール全12回が終わりました。授業の初めと終わりの号令は通常日直が行うのですが、最後の授業の終わりの掛け声を、

「一番頑張って勉強した人をみんなで推薦してください!今日は最後だから、その子に終わりの号令やってもらおう!」

と私が提案したら、ある生徒が

「一番頑張ったのは先生!!」

と(*_*;

”世渡り上手な奴らだな”

と思いながらも、ヤッパ嬉しかったです。

ちなみに最後の号令は、生徒たちが推薦してくれた一番頑張った生徒にやってもらいました。

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嶺南小 校門

 

「日本の15歳、読解力15位 3年前より大幅ダウン」について考える

国際学習到達度調査(PISA)の結果だそうです。

 そこで先日タイミングよく、JACの国語研究部会での勉強会があり、この話題がメインテーマに。

いろいろな角度からみんなで分析してみた中で、あーなるほどと思った事を2つ。

1つ目

そもそも読解力とは何?

です。実はPISAの読解力の定義は、私達が思っていたのと少し違います。実は読解するだけではなく、なんと

-その質と信憑性を評価し

-内容と形式について熟考し

-矛盾を見つけて対処

しなければいけないのです。これ日本人ちょっと苦手ですよね(´・ω・`)

といっても、評価基準は今までと同じですので、今回特別順位を下げた理由にはなりませんが。

2つ目

今回の試験は、パソコン入力で解答したらしいのですが、子どもたちがこの入力方法に慣れていなかったのでは?どのメディアもこの事に触れています。

これが大きな理由だったことは間違いないのですが、さらにに突っ込んだ議論に・・・・。

点数的にはそんなに学力が落ちてないはずなのに、なぜこんなにメディアが騒いだのか?もしかしたら、EdTech(エドテック)を推進しているどこか謎の大きな勢力が騒ぎを大きくしている!!

要は、

子どもたちの読解力上げるために金かけてデジタル環境整えろ!!

⇒どこかの会社が大儲け(^o^)

てな構図では?

あながち的外れではないと思いまが、どうでしょうか・・・・。

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PISA評価基準

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デジタル化の遅れ

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国語研究部会



 

パプリカの英語バージョン!それも、画面に日本語、英語両方歌詞が出てる動画。

パプリカの英語バージョンを見つけました。それも、画面に日本語、英語両方歌詞が出てる動画。

日本語バージョンと英語バージョンを比べてみると、

日本語だと優しく心に響く。

英語だと直接心に響く。

なんとなくこう感じます。

 

歌を歌って

Singing songs we made

 

こう英訳されてます。ここの英訳、好きです。

・英語バージョン

・日本語バージョン

映像教材「学びエイド」の廣政社長の講演を聴いてきました。

今日は船橋で、JACの特別講演、高校生用映像教材「学びエイド」(中学生版もあるようですが)を作られた廣政社長の講演を聴いてきました。

 

   ”公平に質の高い教育を、どこでも受けられるようにしたい

 

一番心に響いた言葉です。映像教材は、各大手塾、中小塾でもかなり導入が進んでいるようですが、導入費用、月謝はやはり高いです。よって、”誰でも公平に”というわけには行きません。

 また、

   ”質の高い教育

というのは、言い方を変えれば、

”モチベーションを維持しながら映像授業に取り組める”

ということでしょう。映像教材も含めて、通信教育などはモチベーションを保つのが大変です。簡単に言えば、途中で飽きてしまう、です。

ここ数年、高校生が塾に何を望んでいるのか?をよく考えます。数年前に比べるとかなり違ってきているように思います。以前は、

   とりあえず塾に通っている

のが大多数でしたが、最近は、

塾で何かを習得したい。

に変わってきているようです。この、「なにか」、というのが曲者で、本人には見つけられない。そしてその回答を塾に期待している、という感じです。この表現は、塾関係者じゃないとわからないかもしれませんが・・・・。

今日、廣政社長の講演から答えのヒントが見つかったような気がします。

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学びエイド